過去問を解く際のコツとは

看護師国家試験の合格を目指しているなら、効率的に勉強することがポイントです。
学習方法として、数年分の過去問を用意し、何度も繰り返して解くことも有効です。可能ならば、5年分の過去問をそろえましょう。看護師国家試験は、医療現場で働く看護師が、実務的な能力を備えているかどうかを確かめるために行われます。過去問には、類似の問題が出題される傾向があります。複数の過去問を解いていれば、自然と看護師に必要な知識が身につきます。

また、受験当日は、必修問題、一般問題、状況設定問題の合計240問を午前と午後に分けて受けます。問題数が多いので、時間配分に注意することがコツです。過去問を解く場合は、時間を測るように心がけましょう。

過去問は書店でも販売されていますが、無料サイトでスマホやパソコンにダウンロードすることもできます。中には、10年分の過去問を用意している無料サイトもあります。必修問題の合格基準は80%なので、重点的に勉強しましょう。

尚、正看護師になるために、准看護師が看護師国家試験を受験することは可能です。正看護師になると、報酬が上がったり、責任のある仕事を担当できたりするので、やりがいを持てます。ただし、看護専門学校で2年課程を修了しなければいけません。全日制のほかに、定時制と通信制があるので、プライベートの都合に応じて選びましょう。通信制に入学するためには、准看護師の資格を取得してから、7年以上の実務経験が必要です。以上のような条件があるため、准看護師が看護師国家試験の受験を考える際は必ず確認するようにしましょう。